臨時休業にしたのに「営業中」と出る。年末年始の休みを入れたのに反映されない。
この記事は、3つある入力欄の選び分けと、設定したのに出ないときの原因を書きます。
先に結論を書きます。入力欄は休む日数で決まります。 1日から6日なら特別営業時間、7日以上なら臨時休業。この線引きはGoogleが公式に決めているもので、店の都合では動かせません。
入力欄は3つ。休む日数で決まる
Googleビジネスプロフィールの営業時間には、入力する場所が3つあります。
| 入力欄 | 使う場面 |
|---|---|
| 通常営業時間 | 毎週繰り返す開店・閉店時刻と定休日 |
| 特別営業時間 | 祝日、年末年始など。1日から6日まで |
| 臨時休業 | 7日以上、または期間が決まっていない休み |
数字はGoogleのヘルプに書かれているとおりです。
1日〜6日の休みは「特別営業時間」
Googleの説明では、特別営業時間は「一時的な営業時間の変更や、連続して最長 6 日間の休業の場合に設定します」となっています。祝日、棚卸し、法事、設備の入れ替え。1日だけの休みも、ここに入れます。
手順です。
- Google検索で自分の店名を検索し、管理メニューを出す
- 「プロフィールを編集」を開く
- 「営業時間」を選ぶ
- 「特別営業時間」の横にある編集アイコンを押す
- 日付を選び、その日の営業時間を入れるか「休業」にする
- 保存する
7日以上または期間未定は「臨時休業」
Googleはこう書いています。
連続して 7 日間以上休業する場合や、期間未定で休業する場合は、必ずビジネス情報に臨時休業マークを付けます
改装で2週間閉める、しばらく休む。こういうときは臨時休業です。逆に、3日の休みに臨時休業マークを付けないでください。 Googleが決めた使い分けから外れます。
年末年始は、6日を超えると入力欄が変わる
ここを計算している記事を見たことがありません。年末年始の休みは、6日をまたぐことがあります。
| 休む期間 | 日数 | 使う入力欄 |
|---|---|---|
| 12月31日〜1月3日 | 4日 | 特別営業時間 |
| 12月30日〜1月4日 | 6日 | 特別営業時間(ぎりぎり) |
| 12月29日〜1月4日 | 7日 | 臨時休業 |
| 12月28日〜1月5日 | 9日 | 臨時休業 |
6日と7日の間に線があります。 例年より1日だけ長く休むつもりなら、入力欄が変わる可能性があります。休みを決めたら、まず日数を数えてください。
なお、特別営業時間は日付ごとに個別に設定できます。連続7日の休みでも「1日ずつ7回入れればいい」と考えたくなりますが、Googleの説明は連続した休業の日数で線を引いています。7日以上は臨時休業マークを使ってください。
設定したのに表示されないとき
保存したのにGoogleマップが変わらない。この相談が最も多く来ます。
「営業時間不定で営業している」になっていないか
原因のほとんどがこれです。Googleのヘルプに、はっきり書かれています。
ビジネス プロフィールに特別営業時間を表示するには、営業時間の設定で [決まった営業時間で営業している] を指定する必要があります
営業時間の設定には「決まった営業時間で営業している」と「営業時間不定で営業している」の2つがあります。後者を選んでいると、特別営業時間を入れても表示されません。
不定休の店や、イベント出店が中心の店が「営業時間不定」を選んでいることがあります。その状態で年末年始を入れても、何も起きません。設定画面に戻って、こちらを先に直してください。
それでも直らないとき
反映には時間がかかります。数分から30分ほど見てください。それでも変わらない場合は、順に確認します。
- 保存できているか。 編集画面を閉じ直して、入れた日付が残っているかを見る
- 別のアカウントで編集していないか。 複数のGoogleアカウントで管理していると、
見ている画面と編集した画面が違うことがある
- 誰かが修正を提案していないか。 Googleマップには利用者が情報の修正を提案できる
機能があり、提案が通ると営業時間が書き換わることがある
3つ目はオーナー側では防げません。定期的に自分の店を検索して、表示を見る以外にありません。
権限そのものが自分にあるかどうかはGoogleビジネスプロフィールのオーナー確認で確かめられます。そもそも店が地図に出てこない場合はGoogleマップに店が表示されないときをご覧ください。
よくある入力ミス3つ
当社が実際に見たものです。
1. 1日だけの休みを、通常営業時間の定休日で設定する。
いちばん多い間違いです。火曜に1日だけ休むつもりで通常営業時間の火曜を外すと、翌週も、その次の週も火曜が休みになります。 戻し忘れたまま数か月経っていた店がありました。1日だけの休みは特別営業時間です。
2. SNSだけで告知して、Googleマップを直さない。
Instagramに「本日臨時休業」と出しても、Googleマップは「営業中」のままです。検索から来る人は、SNSを見ていません。
3. 昼休みを休業時間として入れない。
11時〜14時と17時〜21時のように分かれている店で、11時〜21時と入れてしまう。15時に来た人が閉まっている店の前に立ちます。営業時間は時間帯を追加して2つに分けてください。
毎年やることを決めておく
当社が管理しているアカウントでは、年末年始の特別営業時間を11月中に入れています。
12月に入ると店が忙しくなり、手が回らなくなるためです。11月なら5分で終わります。
自店でやる場合、年に4回だけ見る日を決めてください。
| 時期 | 入れるもの |
|---|---|
| 11月 | 年末年始 |
| 3月 | ゴールデンウィーク |
| 6月 | お盆 |
| 9月 | 年末までの祝日と棚卸し |
当社の運用では、Googleビジネスプロフィールのオーナー権限は必ずお客様が持ちます。当社に頼んでいる間も、お客様自身がいつでも営業時間を直せる状態です。 急な休みは、待たずに直してください。
営業時間・臨時休業の反映と、第三者による変更提案の確認は、当社のGoogleビジネスプロフィールの月額(3,000円・税別)に入っています。作業の範囲はGoogleマップの整備に載せています。勝手に営業時間が変わったときの直し方はGoogleマップの店の情報が勝手に変わったときに書きました。
店舗が2つになると、この入力を年4回×2拠点でやることになります。片方だけ古いまま残るのが典型的な失敗です。2店舗目を出すときの進め方は2店舗目を出すとき、ホームページを分けるか1つにするかに書きました。
まとめ
今日やることは1つです。今年の年末年始に何日休むかを数えて、6日以内かどうかを確かめてください。
6日以内なら特別営業時間、7日以上なら臨時休業。数えてから入力欄を選べば、直らないという状態になりません。
営業時間の更新を続ける負担を減らす
祝日や臨時休業のたびに更新する担当者が決まっていない場合は、MEO対策・Googleマップ管理で、営業時間の更新や店舗情報の整備を支援しています。対応範囲を確認してからご相談いただけます。
出典
- Google「特別営業時間を設定する方法」
- Google「営業時間を編集する」
